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カミュ 沈黙の誘惑

カミュ 沈黙の誘惑

三野博司

フランスで高い評価を受けた著書『カミュの作品における沈黙』の日本語訳に、書き下ろしの「『最後の人間』沈黙の物語」を加えたカミュ論。アルベール・カミュ作品における沈黙のあらゆる諸相を分析し、作家の全貌に迫った異色の評論集。 「三野氏は、おそらく、アルベール・カミュの『かたくなな沈黙』をいくらか共有していたのだ。彼は、いずれにせよ、『真の芸術作品は(…)本質的にもっとも少なく語るものであり』、声高に叫ぶかわりにそっと耳を傾けさせるものであり、『高い堤防』によってみずからを取り巻くものであるという確信において、カミュとあい通じていたのである。彼は、自分のものである日本の文化のおかげで、かくも慎み深い芸術家と特権的な関係を結ぶことができたのだと、私は思った。」(ポール・ヴィアラネー・クレルモン=フェラン大学名誉教授)

出版社
彩流社
発売日
2003-12-08
ページ数
290ページ
ISBN
9784882028512

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