
感染症と生の統治
「漂白されたユートピア」で、私たちは何を守り、何を切り捨てたのか? 自発的な監視、選別される命、コンテナ化される身体、ウイルス・非人間存在との絡み合い。 「統治性」と「脱人間中心主義」の狭間で、ウイルスと共に在る社会の倫理を問い直す。シリーズ第2巻。 序章 感染症を通して見る統治性と脱人間中心主義(澤野 美智子) 第1部 感染症と統治性 第1章 遠くて近い死者たちのいる場所へーーCOVID-19パンデミック初期のスリランカにおける強制火葬をめぐって(中村 沙絵) 第2章 戦時期日本におけるBCGワクチンの研究開発と〈傷〉の行方ーー「皮膚に穴を穿つ」経験の制度化にむけて(塩野 麻子) 第2部 感染症をめぐる人間と非人間の関わり 第3章 免疫をめぐるエスノグラフィーー豚熱感染拡大下の養豚場における「内的イメージ」から考える(北川 真紀) 第4章 細胞とヒトと環境と溶け合うマラリア(加賀谷 渉) 第3部 リスクと統治性の再考 第5章 変幻自在な「コロナ」--韓国の地方にあるクリニックにおけるCOVID-19のエスノグラフィ(澤野 美智子) 第6章 破局の中の前哨ーーフレデリック・ケックと備えの思想(小林 徹)
- 出版社
- 春風社
- 発売日
- 2026-03-24
- ページ数
- 212ページ
- ISBN
- 9784868161219
