
カルチュラル・インターフェースの人類学
◆元気が出る民族誌の実践◆ いま人類学に元気がありません。ポストモダンをへて従来のやり方が通用しなくなったこと、グローバル化により人類学が対象とする社会が変容したことなどがあるようです。さらには、クリフォードの民族誌の書き方への根底的批判 ─「部分的真実」(フィールドワーク)をいくら積み重ねても「全き真実」には到達できない─も大きいようです。一見もっともですが、本書は、それらにあえて抗論し、「部分的真実」を積み重ねても「全き真実」に到達できる、新しいフィールドワークの対象はいくらでもある(開発、宗教運動など)と考えて新しい民族誌を目指します。その際のキイワードは「インターフェース」。従来の研究が一つの民族・文化のなかで閉じていたのが、文化と文化の「間」、その影響関係に注目するのです。そこから新しい魅力的なフィールドが生まれ、新しい民族誌が誕生します。「元気が出る民族誌」の実践です。
- 出版社
- 新曜社
- 発売日
- 2012-08-20
- ページ数
- 264ページ
- ISBN
- 9784788513013
