
歌集 ひとつの部屋
「塔」短歌会に所属し、10年にわたって詠み続けた著者の第一歌集。 ページの合間に挿入された版画が、歌と響き合い、独特のリズムを刻む。 本書をまとめるに当たって歌人・大森静佳が助言、解説を添えた。 ぱいんぐりんさんの歌を読んでいると、泡立つように静かな、心地よい不安が湧きあがる。 ひとを不安にさせる歌はやはり良い歌なのだと思う。ごく自然な呼吸で身めぐりのあれこれを詠むなかに、繊細なガーゼのような不思議な魅力が生まれている。 (歌人・大森静佳「解説」より) ■目次 ◆金の蜂/せんぷうきみたい/冬日/ラッパ水仙/ついておいでよ/太鼓橋/だし巻き卵/手をふりつづく ◆踏み台/ピカタ/ざらざら/四股名/風を挟んで/タオルクラゲ ◆帽子をかぶり/夫の速度/足高蜘蛛/シリアル/くすりくすり/汁滴らせ/石版画/青い目/寒々と夏 ◆熱き浮力/雲雀/火床/しりとりしつつ ◆キリンの首/パンケーキ/落雁そえて/アオダモ/近くなる空 ◆ワンピースー color-/山羊いまおらば/リアス海岸 解説 大森静佳 あとがき
- 出版社
- 吉備人出版
- 発売日
- 2025-11-07
- ページ数
- 174ページ
- ISBN
- 9784860697815
