川がパンクしちゃった! : もりのがっこうとどうぶつたち
ざあざあ ざあ ざあ……。森に、つよい雨がもう何日も降り続いています。 だけど「もりのがっこう」では、森の動物の子どもたちが、いつものように元気に過ごしていました。 そんなとき、お仕事で出かけていたふくろうの校長先生が、息を切らして戻ってくるなり叫びました。 「みなさん、にげましょう! もうじき、そばの小川があふれます!」 なんと、学校のすぐ近くを流れる小川が、みんなの知らないうちにどんどん水かさを増して、今にもあふれ出しそうになっていたのです。 そして、あっという間に、水は村や畑にまで広がっていきました。 でも、これはまだ、このあと起こる大変なできごとの、ほんの始まりだったのです……。 * * * 大水害が起こるとき、少しずつ事態が悪化していくのではありません。 ある時点(転換点)を越えたら、一気に破局的な事態へと進みます。 「あっという間」に逃げられなくなる。 「あっという間」に、命の危機にさらされる。水害の怖さを伝えたいのです。
- 出版社
- はる書房
- 発売日
- 2025-06-01
- ISBN
- 9784899842293
