
経済安全保障と「経済インテリジェンス」
半導体、AI、量子技術、サプライチェーン、サイバー空間ーー。現代の国際競争は、もはや市場だけの話ではない。本書は、中国の経済安全保障戦略と情報活動の実態を追い、その延長線上で日本が直面する危機を明らかにする。留学生、企業、情報機関、サイバー攻撃など、多様な手段で進む「見えにくい攻撃」を整理し、日本の生存戦略を問い直す一冊である。 【目次】 はじめに 第一章 静かに進む経済インテリジェンス戦争 ー 国家を守る「経済の眼」とは - 1 インテリジェンスの定義とプロセス 2 経済安全保障及び経済インテリジェンスとは何か 3 経済インテリジェンスへのシフト 4 経済安全保障と経済インテリジェンスの複合的関係性と効果 5 経済安全保障を支える日本のインテリジェンス・コミュニティ 第一章のまとめ 第二章 中国経済はなぜここまで加速できたのか ー 国家戦略としての経済・科学技術・軍事 - 1 中国の三つの災厄とは 2 科学技術戦略の発展と逆境 3 中国の経済発展を主導した指導者たち 4 世界制覇を狙った習近平の戦略とは 5 中国が展開する世界制覇戦略「超限戦」 6 中国のジレンマー 政治は共産主義、経済は資本主義 - 第二章のまとめ 第三章 米中対立と日本の生き残り戦略 ー グローバル経済と国家安全保障の狭間で - 1 経済安全保障の背景 2 攻撃的経済安全保障と防御的経済安全保障 3 重要技術をめぐる米中の覇権争い 4 米中の半導体戦争 5 日本の経済安全保障 6 重要経済安保情報保護・活用法案(セキュリティ・クリアランス制度)について 第三章のまとめ 第四章 見えざる戦争ーー中国の経済スパイ活動 ー 留学生、企業、AI…あらゆる手段で技術を奪う - 1 経済インテリジェンスによるさまざまな技術窃取 2 中国の情報活動の特徴 3 技術窃取だけでは革新は生まれない 第四章のまとめ 第五章 中国の情報機関・巨大ネットワークの全貌 ー 国家を挙げた情報収集とその手口 - 1 中国情報機関の歴史と進化 2 国家安全部・公安部・共産党直轄機関の実態 3 情報機関と他の国家機関との密接な連携 第五章のまとめ 第六章 サイバー暗黒大陸 ー 中国発ハッキングチェーンの全貌 - 1 現実空間からサイバー空間の戦いへ 2 激化する中国のサイバーテロ 3 中国…
- 出版社
- 芙蓉書房出版
- 発売日
- 2026-04-30
- ページ数
- 376ページ
- ISBN
- 9784829509241
