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近代表記の揺籃 ―二葉亭四迷『新編浮雲』―

近代表記の揺籃 ―二葉亭四迷『新編浮雲』―

半沢幹一

本格的な言文一致体で初めて書かれた小説と評価され、近代文学史的にも近代日本語史的にも、重要な作品・資料として位置付けられてきた二葉亭四迷の『新編浮雲』。 しかし、「文字や記号がどのように使われているか」といった表記上の工夫やその意図に関しては、これまで詳しく記述されることがなかった。 本書では、『新編浮雲』における「文体改革」が「表記改革」であったことを主張し、改めて表記への注目を呼びかけている。 「漢字」「平仮名」「句読点」「括弧記号」など、項目ごとにその使われ方を細かく分析。 その新旧入り混じった、まさに「近代表記の揺籃」と言える劇的な様相を読み取っていく。 【目 次】 序章 第1章 二葉亭の字法 第2章 漢字(1):頻度と用法 第3章 漢字(2):語表記 第4章 漢字(3):動詞表記 第5章 漢字(4):付属語表記 第6章 平仮名(1):字体の種類 第7章 平仮名(2):字体の用法 第8章 片仮名 第9章 仮名遣い 第10章 句読点 第11章 括弧記号 第12章 リーダーとダッシュ 第13章 繰り返し記号 終章 主な引用・参照文献一覧 『新編浮雲』表記関係集計表タイトル一覧

出版社
笠間書院
発売日
2021-10-30
ページ数
314ページ
ISBN
9784305709493

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