きのこのくらし
森の中にひょこっと現れるきのこ。 そのかさの下では、地球の物質循環を支える大仕事が進んでいます。 きのこは「分解者(ぶんかいしゃ)」とよばれる生きものです。 植物や動物の死がい、落ち葉などの有機物を分解し、無機物へと変え、土へ戻します。 このはたらきがあるからこそ、生態系では「分解」と「合成」のサイクルが保たれ、新しい命が生まれ続けるのです。 本書では、きのこの本体である「菌糸(きんし)」の広がりや、「菌根菌」「腐生菌」などの生活タイプのちがいを、断面図や模式図等でわかりやすく図解します。 地面の下で栄養がどのように移動しているのか、分解のしくみはどうなっているのかを、ビジュアル中心で理解できる構成です。 見えない場所で進む分解のドラマを、科学の目でのぞいてみましょう。 きのこを見る目が、きっと変わる一冊です。
- 出版社
- 技術評論社
- 発売日
- 2026-06-01
- ISBN
- 9784297156039