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北原白秋

北原白秋

國生雅子

うたの森に、ようこそ。 柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の第4回配本、北原白秋です。 茂吉も朔太郎も光太郎も啄木も迢空も、白秋のそばではマイナー・ポエットに過ぎないのではないかと言いたくなる。----山本健吉 北原白秋(きたはらはくしゅう) 明治末期から昭和にかけて活躍した詩人、歌人、童謡詩人。詩集『邪宗門』で鮮烈なデビューを飾った北原白秋は、明治末期の文壇で異彩をはなち、文学者や美術家の交友の場となった「パンの会」の耽美(たんび)趣味や異国趣味を背景に、第一歌集『桐の花』では、近代的で都会的な陰影のある感覚をきらびやかにうたった。その後実生活の変化に伴い歌風は変化し、東洋的な自然を象徴的世界として捉え、歌壇の主流となった「アララギ派」の写生とは一線を画す独特な歌境を確立した。大正中期以降は童謡詩人として知られ、「雨ふり」や「からたちの花」などは今も歌い継がれている。生涯にわたって幼少期を過ごした故郷の福岡県柳川に愛着を寄せ、童心を讃(たた)えた。

出版社
笠間書院
発売日
2011-06-09
ページ数
124ページ
ISBN
9784305706171

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