
清く香しく
独り生きる人びとは、泥の中でも汚れない 蓮の花のように生きようとする。 法頂和尚は繊細な感覚の詩人である。 山中に独り暮らす彼を、小鳥や野の花、風や雪が祝福する。 真の孤独と、深い悟境から発する言葉は、 日本人の心にも深く染みいるだろう。 何十億ものお金を費やして豪壮な寺を建造し眩しく 飾り立てたとしても、それは宗教の本分ではない。 たとえ崩れかけた小屋に住もうとも、覚めた魂で発心修行し、 正しく教化するなら、そのとき初めてこの地に仏教が 新たに芽吹くことだろう。
- 出版社
- めるくまーる
- 発売日
- 2008-04-01
- ページ数
- 296ページ
- ISBN
- 9784839701345
