
日本精神史 高きより高きへ
立ち竦む現代/2011年3月11日、東日本大震災が起こった。 それによって日本人は大地震、大津波、原発事故を体験し、 死の淵の前に立たされた。 大地が足元から崩れ去る崩壊の危機を体験した。 その時から日本人の意識が変わった。 現代日本が直面している政治・経済・文化のあらゆる矛盾が明らかになり、 その前に茫然とたたずむ日本人の姿がそこにあった。 「生きた思考」としての精神史の試み/今日、あらゆる分野で専門化が進んでいる。 そのために全体像は見えなくなっている。 今必要なのはこれまでの「死んだ思考」ではなく、新しい「生きた思考」である。 本書は時代精神の変遷として日本精神史の全体を過去から、 現在、未来に向けて新たに見直そうとする試みである。 [本文より]
- 出版社
- 人文書館
- 発売日
- 2017-08-30
- ページ数
- 280ページ
- ISBN
- 9784903174372
