
小林秀雄の真珠湾攻撃妄想
「戦争」が《思想》を「殺し去る」 《文学、音楽、芸術の神様》=《オタク》であった批評家・小林秀雄は、「政治に暗い」と自称していた。 真珠湾攻撃の新聞写真を見た小林秀雄は、批評文「戦争と平和」を書いた。 彼の〈妄想〉のなかでは戦っているのは、日本兵士ではなく、《仏たち》であり《達人たち》であった! 小林秀雄にとっての「戦争」を、「戦争と平和」をはじめ、「私小説論」『無常といふ事』『モオツァルト』などを通して読み解く。 【目次】 はじめに 第一章 ノーベル文学賞と「私小説論」 第二章 音楽のエクスタシーと死 第三章 失われた〈健康な肉感性〉 第四章 正宗白鳥VS 小林秀雄の激闘 第五章 悲しい小林秀雄 第六章 戦争下の文学談義アラカルト 第七章 『ドストエフスキイの生活』のリサイクルと暴発 第八章 真珠湾攻撃妄想と法華経 第九章 『無常という事』の〈非=無常〉 第十章 『モオツァルト』の〈耳〉の宇宙
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2016-08-30
- ページ数
- 224ページ
- ISBN
- 9784779122590
