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古代説話集の生成

古代説話集の生成

森正人

変容し続けてやまない説話と説話集をどう捉えればいいか。 それぞれの古代説話集が説話を収集し表現していく様相を分析し、説話集が読まれ、書写され、引用され、増補され、抄出され、他のジャンルと交渉していく状況を総体的に把握し記述していこうと試みる書。 流伝しつづけ、時代を渡る説話集の生成する相を捉えることは可能か。 【したがつて、説話集は成立してそこで安定して終わるのではなく、それが享受される場、享受する人によって形を変えていく。抄出も増補も改編もひとつの編纂であり、新たな体系化にほかならなかった。このように場に応じて、享受者に応じて変容しつづけてやまないもの、それが説話集であったといわなければならない。…第七章より】

出版社
笠間書院
発売日
2014-03-28
ページ数
352ページ
ISBN
9784305707284

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