こどもと民主主義をつくる : 教育にできること
[書評・紹介記事] 2026年2月21日 毎日新聞(詩人・渡邊十絲子さん) 2026年3月 7日 朝日新聞(東京大学教育学研究科教授・隠岐さや香さん) ーーー 世界中で民主主義の理念が揺らいでいる。排外・差別主義が強まり、分断とポピュリズムが進むいま、教育に何ができるのか。 幼児、小学生、ティーンエイジャー……発達段階に応じた教育理念と現場での実践から考える。 【目次】 1.教育における民主主義とは何か? 1 日本における民主主義と教育 2 社会は生命体?--デューイの民主主義 3 抑圧構造を変革する力を育むーーフレイレの批判的教育学 4 予測不能な出会いにどう対応し何を共に生み出すかーービースタの教育思想 2.幼児期の民主主義ーー世界は生きるに値することを知る 1 影響を与える権利ーースウェーデンの保育から学ぶ 2 遊ぶ権利ーービースタ、レッジョ・エミリア、倉橋惣三から学ぶ 3 愛される権利ーー安心と挑戦の循環のために 3.小学校からの民主主義ーー健やかな判断力を養う 1 アメリカの初等教育の実践ーー健全な判断力を育てる 2 長野県伊那市立諸学校ーー言葉にならぬものから生命に対する畏敬を学ぶ 3 ともに学び、ともに育つ人権の学習ーー大阪・豊中市の実践から 4.ティーンエイジャーの民主主義ーー批判的思考力を徹底的に培う 1 デジタルコミュニケーションを民主主義に生かす 2 国際バカロレアのTOK--徹底的に批判的思考力を鍛える 3 社会的・構造的な抑圧を解放する力のある教師を育てる 4 大阪・西成高校から学ぶ、意識化と解放 5.成人の民主主義ーー自由があらわれる空間をつくる 1 障害のある学生と障害のない学生が共に学ぶデンマークのフォルケホイスコーレ 2 下からの光ーーグルントヴィの成人教育思想 3 つくる海キャンプーー障害があってもなくてもよい時間をともに 6.分断を超えてーー世界は一つにつながっている
- 出版社
- 平凡社
- 発売日
- 2025-12-01
- ISBN
- 9784582731125
