
声 千年先に届くほどに
いのちを燃やすための〈声〉は、いまどこに響いているのだろう。国境を越え、言葉の壁を越え、生死の境をも越えて、ほんとうのいのちの歌を探した漂泊の記録。さて、どうやって生きたものやら? 声に聴け、歌を拾え! 日常を埋め尽くしている電子音の海を離れて、耳を澄ましてみよう。そこには、戦災から立ち上がろうとする人びとの営みを包んだ、昭和の心の歌があり、人間の世界を呪う、ミナマタの野生の祈りがあり、底知れない生存の深みを伝える、ハンセン病詩人の声がある。いのちの輝きにあふれた南島のおばあや、異郷に生きる歌人たちと一緒に歌ってごらん、踊ってごらん。 死と沈黙の領土を超えて、千年先まで届く、声の祈りをいま……。
- 出版社
- ぷねうま舎
- 発売日
- 2015-06-23
- ページ数
- 220ページ
- ISBN
- 9784906791460
