
声の法社会学
紛争,問題解決場面や乗り越えの過程で〈声〉はどんな働きをするのか。本書は,〈声〉が〈法〉と,身体が規範・文化・制度と,ぶつかり,きしむさまを,描こうとしたエスノグラフィカルな考察である。声の働き,即ち,本人性,手触り(メタメッセージ),言葉・物語・意味とのあらがい,それらの記述を試みた苦闘の跡でもある。 【主な目次】 序 章 声に現れる法,法からはみ出る声 ●第I部 交通する主体 第1章 新たな法主体の可能性:コールバーグ/ギリガン論争を出発点に 第2章 日常的実践としての紛争=処理 第3章 日常的交渉場面に現れる法 第4章 理由をめぐる生活実践と法 第5章 葛藤乗り越え過程における“人びとのやり方”:その語り口分析から ●第II部 領有からはみ出す声とからだ 第6章 身構えとしての声:交渉秩序の反照的生成 第7章 紛争過程における当事者の声:自主的解決支援の罠と可能性 第8章 ナラティヴとメディエーション:反物語の声 第9章 痛みと償い:震えの声の前で 第10章 痛みと紛争解決:混沌の声に立ち会う 第11章 身体的関わりと了解
- 出版社
- 北大路書房
- 発売日
- 2019-03-11
- ページ数
- 256ページ
- ISBN
- 9784762830549
