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国民皆兵とドイツ帝国

国民皆兵とドイツ帝国

中島浩貴

ドイツ帝国創成の軍事力を支えたものが、 一般兵役義務言説なのであった。 一般兵役義務については、軍国主義、軍事史研究の対象として 多くの論考がなされているが、 本書では、この一般兵役義務を、これに伴う社会的な繋がりに よって形成された様々な言説とドイツ帝国内における国民皆兵の 位置づけとその変化から検討することで、当時における その意義を見い出して行った。 第一部では、プロイセン・ドイツ軍の制度、軍事文化、 一般兵役義務の優位性に関する議会と軍の認識の 共通性と差異を検討し、軍事組織内言説の論理の正当化 とその自律性を保持しようとした姿を詳らかにする。 第二部では、戦争への実戦的な関心へ向かう軍内部の自らの 言説の論理立てが状況の変化にどう対応し、いかなる言説の 変化をもたらしたかを具体的に検証する。

出版社
彩流社
発売日
2019-05-16
ページ数
270ページ
ISBN
9784779125881

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