国際人道法の発展と諸原則
ルールなき戦争の時代に読み返す「国際人道法の父」の渾身の書。 度重なる戦争の惨禍を経て築き上げた人類の叡智の結晶「国際人道法」。文明諸国の普遍的規範と見なされてきたこの「法」は今、各地の戦争で公然と踏みにじられ、無数の人々に言語に絶する苦痛を強いている。こうした無法による悲劇を国際人道法は抑止できるのか。第2次世界大戦後、一連のジュネーヴ諸条約改正の中枢を担い、国際人道法の命名者でもあるジャン・ピクテによる本書は、時代と状況を超えて人間の保護を訴える警世の書であり、国際人道法の基本的解説書といえる。 訳者はしがき/日本語版に寄せて 序 論 第1章 人道思想の発展と各時代の国家の慣行 1.古代 2.中世 3.近代 4.赤十字の創設 第2章 人道諸条約の発展とその適用 1.戦地にある軍隊の傷者の保護に関するジュネーヴ諸約 2.海戦条約 3.捕虜条約 4.恣意的な扱いからの文民の保護(文民条約) 5.国内紛争 6.戦争法 第3章 国際人道法の諸原則 1.前文 2.基本的原則 3.共通原則 4.紛争犠牲者に特有な原則(ジュネーヴ法) 5.戦争法に特有の原則(ハーグ法) 第4章 国際人道法の性格 1.法と戦争 2.法と国家 3.法と個人 解 題
- 出版社
- 東信堂
- 発売日
- 2025-11-01
- ISBN
- 9784798919881
