この地獄を生きるのだ
普通に働いて、普通に生きたかった。 その「普通」が、いかに手に入れるのが困難なものかを知った──。 月給12万、社会保険なし、休みなし。 エロ漫画雑誌の編集者としてブラック企業で働き、心を病んで自殺未遂。 仕事を失い、生活保護を受給することに。 自由もなく、未来の見えない絶望の中、 ふたたび巡り合った「漫画の編集」という仕事で運命を拓こうとするが……!? 「引き込まれる」「他人事じゃない」「生き様に励まされる」と 反響を呼んだ傑作ノンフィクション。 尾崎世界観氏推薦! 「これは『底』が『そこ』になって、 『ここ』になるまでの、静かな絶望の記録。」 格差が進んだ今の社会には、貧困で苦しむ人が多数いる。 死ななくてよかった、この国に生まれてよかったと 思いたいのだが、それは贅沢だろうか。 (「文庫版によせて」より) 解説 せきしろ 装画 嘉江 カバーデザイン 惣田紗希 第1章 精神障害、生活保護、自殺未遂 第2章 ケースワーカーとの不和 第3章 「お菓子屋さん」とクリニックのビジネス 第4章 漫画の単行本をつくる仕事 第5章 普通に働き、普通に生きる 第6章 ケースワーカーに談判、そして 第7章 人生にイエスと叫べ! おわりに 特別収録 コミック「女編集者残酷物語」 文庫版によせて 解説 せきしろ
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2025-11-12
- ページ数
- 256ページ
- ISBN
- 9784480440662
