
骨董 もう一つの楽しみ
骨董の楽しみは、まず「見つける」ことにはじまる。次の段階は「使う」楽しみが待っている。自分で工夫を凝らした肴をつくり、器を選んで盛りつけ、気にいった徳利と盃で好みの酒を酌むと、至福の刻がやってくる。つまり、入手したものを箱に入れて後生大事にしまっておくのではなく、生活のなかに生かして楽しむ、ということだ。 最後の楽しみは、手に入れたものについて「知る」ことにある。書の海にただよう楽しみ、未知の世界がひらけゆく楽しみに、身をまかせることができる。その楽しみは限りなく 深く、広い。想像力をかきたて、過ぎ去った時の彼方へ誘ってくれる楽しみ、といってもよいだろう。
- 出版社
- 海鳴社
- 発売日
- 2011-05-31
- ページ数
- 208ページ
- ISBN
- 9784875252825
