
膠着するシリア
「今世紀最悪の人道危機」から解決なき終わりへ トランプ政権下の四年間にシリアがどのような苦難を経験し、米国をはじめとする諸外国にどのように翻弄され続けてきたかを、克明に記す――。 シリア内戦は、一〇年間に及ぶ重層的紛争の末に、混乱再発の火種を抱えたまま膠着してしまった。 シリア政府、北・東シリア自治局、反体制派、そして紛争に関わる諸外国は、それぞれに理念や制度を実現しようと努力を続けているが、これら当事者の支配下に身をおく人々は、それを支持するか否かにかかわらず、日々の生活のなかで、この不断の試みに関与している。解決なき終わりを迎えるシリア内戦の、混迷と惨状を丹念に追いかけた精細な記録。
- 出版社
- 東京外国語大学出版会
- 発売日
- 2021-10-28
- ページ数
- 274ページ
- ISBN
- 9784904575918
