
高校教員の世界
著者は地元の高校に進学したものの、現実を目の当たりにして高校自体を嫌いになってしまった。しかし、最終的に著者が選んだ職業は高校教員。社会へと羽ばたいていく高校生たちを送り出すなかで、実践に基づいた学びを伝えたいと願っている。 また、読書会に積極的に参加し、本を開くたびに新しい誰かと出会い、教育者たちの姿から多くのヒントを受け取ってきた。こうした経験から、教員の働き方を改めて見つめ直し、仕事中心の日々では見落としてしまいがちな、小さな余暇の豊かさを提案するエッセイ集である。 はじめに 第1章 高校とは何だろうか 「高校学」を志して エッセイ1 学校時間とハイデガー エッセイ2 遠山啓のこと 高校教師としての福岡先生ホップと北杜高校のあいだ 第2章 揺れる高校 コロナ禍の高校 〜何が起こり、どこに向かうのか〜 高校教員の働き方について〜働き方をどのように改革するのか〜 コラム アメリカの高校 給特法についての追記 資料 筆者の月別、年度別の勤務外時間(残業時間)高校生による模擬投票から見えてきたこと 〜2021年衆議院議員選挙を中心に〜模擬投票の取り組みが紹介された新聞記事と解題 第3章 生徒との交流 生徒からの手紙、生徒への手紙 クラス通信より 〜生徒に贈る本〜 3年3組の本を作る コラム 私が16歳だったとき 第4章 戦争と平和 父と息子の戦争対話 『散華』に寄せて 伯父と甥との戦争と平和をめぐる対話主権者通信より 第5章 本と文章 一條宣好さんを悼む 本を贈るということ 〜一條さんへの手紙〜読書会のこと 読書週間 生徒に勧める本教師的文章 教員的生活 教員と記者との間 第6章 高校教師への眼差し 高校教師 大村智 時を超えた師弟関係 〜大村はまと苅谷夏子〜教える教師と教えない教師 ディアスポラとしての異動 高校教師と俳人 時間講師と「切れ」定年後の教師たち 第7章 これからの高校 こうしようと言える高校 エナジーチャージとその先へ 本書で取り上げた本 あとがきに代えて
- 出版社
- アスパラ社
- 発売日
- 2026-06-20
- ページ数
- 234ページ
- ISBN
- 9784910674162
