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口腔細菌叢はいかにして全身疾患へ繋がるか

口腔細菌叢はいかにして全身疾患へ繋がるか

山崎和久

口腔細菌叢の乱れが,がんや心血管疾患,代謝性疾患,神経変性疾患といった全身の疾患を誘発し悪化させるメカニズムとは? 歯周病菌の血行性移行,腸内への口腔細菌の流入,免疫環境の変容などの基礎研究の最新知見から,疫学・臨床のエビデンスまでを網羅的に詳解し,疾患制御へのヒントを提示する,すべての医師・歯科医師必携の決定版. 【目次】 序 概論 健康長寿の鍵を握る口腔細菌叢研究 第1章 口腔細菌叢の基礎研究 1. 口腔常在微生物叢の成り立ち 2. 口腔マイクロバイオームにおける菌体間相互作用 3. 唾液マイクロバイオームの基本的構造と変動要因 4. 歯周病の細菌学 5. 歯周病の病態学:歯周組織はなぜ破壊される 第2章 口腔細菌叢と全身疾患の疫学/臨床研究 1. 歯周炎と動脈硬化性疾患:疫学的エビデンスの現在地と因果推論 2. 歯周病と糖尿病:疫学・臨床研究からひもとく相互連関 3. 歯周病と関節リウマチ:疫学・臨床的観点から 4. MASLD と歯周病の疫学・臨床研究 -全身疾患として捉える脂肪肝マネジメント 5. 歯周病と炎症性腸疾患(疫学/臨床研究) 6. 歯周病と慢性腎臓病の疫学 7. 歯周病と消化器がんをつなぐ新しい視点 -疫学・臨床研究からみた口腔細菌叢の意義 8. 歯周病と周産期合併症 9. 歯周病が脳を侵す -疫学・臨床研究が明かす神経変性疾患との接点と介入の新展望 10. 口腔細菌叢と呼吸器感染症の疫学/臨床研究 11. ウイルスと口腔・全身疾患との関連:臨床研究からの考察 第3章 口腔細菌叢と全身疾患の関連メカニズム 1. 歯周病原性細菌が誘導する動脈硬化性疾患 -分子・細胞メカニズム 2. 歯周病が糖尿病に悪影響を及ぼす分子メカニズム 3. 口腔細菌叢を起点とする関節リウマチを中心とした自己免疫疾患の分子病態 4. 口腔細菌叢によるMASLD 増悪の多角的メカニズム - oral-gut-liver axis を介した炎症・線維化・細胞死の制御 5. 口ー腸連関からみる口腔細菌と炎症性腸疾患 6. 慢性腎臓病(CKD)と歯周病の関連メカニズム 7. 消化器がんと口腔細菌叢との関連メカニズム 8. 口腔細菌叢と周産期合併症との関連メカニズム 9. 口腔細菌叢が脳を変える -アルツハイマー病・パーキンソン病における口腔ー腸ー脳軸の病態と展望 10. 口腔細菌叢と呼吸器感染症の関連メカニズム 11. 「口腔細菌ーウイルスー宿主相互作用」の解明 -新たな視点に立った感染症の理解と予防法の提示をめざして 第4章 口ー腸連関と細菌叢(臨床〜基礎) 1. 臨床研究から紐解く口ー腸連関 2. 腸内細菌叢が歯周病に及ぼす影響 索引

出版社
羊土社
発売日
2026-07-23
ISBN
9784758129725

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