空間の詩人篠原一男 = THE POET OF THE SPACE KAZUO SHINOHARA
先鋭的な住宅作品と言説で20世紀後期の日本建築界を牽引した建築家・篠原一男は、自ら命名した様式(第1から第4)にしたがい作風を変遷させつつ、建築空間の自律性を追求し、世界的インターナショナルアーキテクトとしての地位を確立した。本書では、言説と空間を独自の方法で並走した〈空間の詩人・篠原一男〉を読み解く。 1 言葉と空間 住宅論と都市論の間に 扇動と宣言ーー書くことの意味 2 時間と構造 デザインゲームにリセットボタンは存在しない 知覚としての構造ーー「透明な構造」を読み解くヒント 3 仮構と構想 知性の交感ー多木浩二との必然的な出会い 原型住宅の意味ーー〈分割〉〈非分割〉そして〈連結〉へ 4 詩の建築/建築の詩 性能評価の標的となった住宅ーー〈谷川俊太郎さんの家〉 一枚のスケッチと詩篇ーー〈谷川さんの住宅〉 美しい共犯関係ー住宅と詩をめぐる〈形式〉と〈内容〉 5 夢の眼差し 〈百年記念館〉への道のり 装飾か 抽象かーー篠原遺伝子を内包したカプセル〈から傘の家〉 君は篠原一男のように生きているかーあとがきに代えて
- 出版社
- 彰国社
- 発売日
- 2025-06-01
- ISBN
- 9784395322190
