
狂狗集 Mad Dog Riprap
来週といふ言葉はもつとも手軽な希望 椅子から転げて子犬がそのまま眠つてる 「光あれ!」と叫んで懐中電灯ともす小学生 詩人・比較文学者・翻訳家・エッセイスト。 本と読書を愛する人を魅了してきた管啓次郎の新境地は、 不思議なリズムとこころほどける一行詩! 自由律俳句を思わせる一行詩のめくるめく連続。 クレイジーな犬の想像力の旅を、心ゆくまで味わえる一冊。 ページをめくるたび、ぼくらの足は軽くなり、心は自由になる! 朝が歩く明るい雨にぬれてゆく 犬の仔や虚空の徘徊永遠軌道 島々の意図縞の思想の布の糸 清少納言?夢なき旅路の未知の美女 想像域に猿を泳がせ川下り 夕方を崇めて千年夜を待ち リスボンや栄華の果てに鷗あり 航海術海に流れる星拾ひ 再起せよ世界はきみを待つてゐるかも
- 出版社
- 左右社
- 発売日
- 2019-08-30
- ページ数
- 96ページ
- ISBN
- 9784865282351
