
京都ほんやら洞の猫
だから、猫と暮らしたのは二度だ。 (中略) が、面倒を見た記憶はあまりない。 同居猫を撮影した膨大なネガはあったのだが。 四年前の火事で大半を焼失した。 (本文より) ここで取り上げた写真は大別すると、ひとつは70年代の数年間のほんやら洞とその周辺の写真であり、もうひとつは90年代に子どもとともに出会った街猫の写真だ。 前者では、猫と猫好きの仲間や客とのやり取りのシーンを撮ったものが多い。後者は、90年代から2000年にかけてはからずも始まった「美女との猫さがし」で撮った猫が中心だ。 (あとがきより) カフェ「ほんやら洞」は京都のカウンターカルチャーの拠点だった。店主の甲斐扶佐義はほんやら洞の日常を撮り続け、これまでにも多くの写真集を刊行。 不幸にも4年前「ほんやら洞」は火事で全焼。焼け残ったネガ、プリントのなかから救出した写真を集めてあらためて編み、猫をテーマにまとめたのが本書である。
- 出版社
- エディション・エフ
- 発売日
- 2019-03-15
- ページ数
- 144ページ
- ISBN
- 9784909819048
