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幻の女帝飯豊青郎女

幻の女帝飯豊青郎女

福ゐ行介

王権の狭間で、ひとりの少女は大王(おおきみ)となった。 倭国の王権がまだ揺らいでいた五世紀。 葛城氏と大王家、二つの血を引く少女・飯豊青郎女は、 政争と陰謀が渦巻く時代に翻弄されながらも、やがて歴史にその名を刻んでいく。 生まれ、血筋、立場ーー自ら選ぶことを許されなかった時代に、彼女は何を思い、どう生きたのか。 史実と想像力が交差する本格歴史小説 倭国の統治が合議によって支えられていた時代。 軍事と外交を担う葛城氏のもとで育った飯豊青郎女は、王位継承をめぐる緊張と陰謀に巻き込まれていくーー 記紀に断片的に記される「女帝」の存在を軸に、 王権と豪族の力学、そして血縁政治の実像を鮮やかに描き、古代史の“空白”に光を当てる一作。

出版社
幻冬舎
発売日
2026-03-01
ISBN
9784344698581

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