間宮寫眞館
"残す"理由は、写真の中にあった。 店を畳むか迷う店主・亮介の写真館に、客の依頼が次々と舞い込む。 毎年遺影を撮る老人、旅先の記念写真、失われた家族写真の原板探しーー 亮介は要望に応えるうち、ここが"人生の節目"を受け止める場所だと気づいていく。 第40回日大文芸賞 優秀賞受賞作「桜が咲くころ」を含む全3篇を収録した珠玉の短編集 雨煙る夜にーー疎遠だった父の知らせ。救急外来の待合で、知らなかった父の思いが語られる。家族とは何かを問う一夜の物語。 桜が咲くころーー病床の妻へ、移りゆく季節の写真を送り続ける夫。老いてもなお互いを気遣い、絆を深めあう夫婦。約束の桜がつなぐ、ふたりの物語。 間宮寫眞館 1、プロローグ 2、毎年遺影を撮る老人 3、遊園地 4、母の面影 5、アメリカにフレンドリーな横須賀 6、隠された真実 7、亮介の決心 雨煙る夜に 桜が咲くころ
- 出版社
- 幻冬舎
- 発売日
- 2026-04-01
- ISBN
- 9784344698666