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マリアさま

マリアさま

いしいしんじ,

幻想と現実のあわいに仕舞われた、すこし変てこで愛しいできごと。一つひとつのおはなしが静かな奇蹟をよぶ、光にみちた小説集。書き下ろし短編も! 一編ずつが、空気のいい場所への日帰りの遠出。 いしいしんじと書いて融通無碍と読みたい。 ――江國香織 何があったのか根堀り葉掘り訊くのではなく、静かに、一緒に、時間を過ごす。 究極の優しさのように思えた。 ――松永美穂(解説より) 眠る前にそっと撫でたくなる、光にみちた小説集 体がぽろぽろと土に変わってしまう病気をわずらう兄と、その土を一粒のこらずあつめてバラを育てる弟(「土」)。不思議な花びらがいざなう"おはなしと水でできている島"(「ジュプン」。遠い異国を、ひみつの記憶を、大切な思い出を旅するように紡がれるいしいしんじの世界。小さなきらめきをとじ込めた29のおはなし集。単行本未収録1編&特別書き下ろし短編「光あれ」を増補! 片隅にひそむ小さな光をやさしく掬い上げてくれる――これは、そんなおはなし。

出版社
筑摩書房
発売日
2024-04-12
ページ数
272ページ
ISBN
9784480439468

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