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丸山薫と〈錯倒〉する近代 : 流動する〈物象〉

丸山薫と〈錯倒〉する近代 : 流動する〈物象〉

権田浩美

丸山薫という詩人はいかなる詩人であったのだろうか。 水は澄んでゐても 精神ははげしく思ひ惑つてゐる 思ひ惑つて揺れてゐる 水はまだ眼を開かない 陽が優しく水の瞼をさすつている ー「水の精神」 韻文と散文が奇妙に交錯する現代の詩、同様のゆらぎは百年前にも在った。 序 第一部 流動する〈物象〉 第一章 〈物象〉たちの精神──丸山薫の〈物象詩〉の行方 第二章 流動する〈物象〉──丸山薫と新感覚派の系譜 第三章 〈稚拙〉で〈野蛮〉な東洋──〈錯倒〉すると近代『亞』の短詩 第二部 〈オトギバナシ〉の位相 第一章 未だ世に知れない〈オトギバナシ〉と〈詩〉の狭間──丸山薫の〈オトギバナシ〉文学の時代的位相 第二章 未生の世界に響きあう〈オトギバナシ〉の〈郷愁〉──丸山薫と三好達治 第三部 モダニズム詩の展開 第一章 丸山薫と北川冬彦──モダニズム詩の展開 第二章 半谷三郎『ナプキン』誌の周辺──〈小さな〉かたちのひろがりと、『新編 丸山薫全集』未収録作品 第四部 〈郷愁〉の帰趨 第一章 第二次元の夢と〈郷愁〉──丸山薫と内田百間 第二章 〈愛日〉の行きつく先──丸山薫『一日集』の抒情詩

出版社
翰林書房
発売日
2026-03-01
ISBN
9784877374938

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