
魔笛 〈夜の女王〉の謎
モーツァルト最後の年のオペラ《魔笛》の謎。〈夜の女王〉とザラストロの善悪の立場が逆転するのはなぜか。「太陽の神殿」の勝利に夜の世界は永遠に滅び去ってしまったのか。道化役パパゲーノと奴隷頭モノスタートスの存在は、闇から光へという「近代の神話」に疑問をなげかける。タミーノの試練を最終的に先導する〈夜の女王〉の娘パミーナは、多次元を自由に越境する。異界からやってきた二人の女性を軸にすえて、混沌と闇を含み躍動する多層的なイメージと音の世界を読み解く、ユニークな《魔笛》論!
- 出版社
- ありな書房
- 発売日
- 2007-01-15
- ページ数
- 208ページ
- ISBN
- 9784756607959
