
迷家奇譚
「いや、実はこんな話があってね……」 ある時はネイルサロンで、また暑い夏の坂の途中で、 そして深夜の電話口で、人々は不意に怪異を語りだす。 奇譚に埋め込まれ、漂っている記憶とは。 〈時間〉・〈場所〉・〈ひと〉を重ね合わせる「透視図法」により、 そこに眠る深層/心象/真相を掘り起こす。 東雅夫氏(文芸評論家・アンソロジスト)推薦!!! 「巻頭の遠野紀行で早くも快哉を叫んだ。 そこには本書のルーツと著者の意気込みが、時に切々と時に力強く 黙示されていたからだ。古代中国の志怪書から『遠野物語』を経て 現代へ至る奇譚探究【キュリオシティ・ハンティング】の幽暗な伝 統を、骨がらみで我が身に引き受ける覚悟─―群雄割拠の怪談実話 界にまたひとり、凄い書き手が加わった」
- 出版社
- 晶文社
- 発売日
- 2017-05-10
- ページ数
- 312ページ
- ISBN
- 9784794969637
