
明治留守政府
近代日本の知られざる跳躍期を探る。▼岩倉使節団派遣中の、いわゆる留守政府(1871−73年)の実態を明らかにする。▼明治四年十一月、廃藩置県後の不安定な政情のなか、岩倉使節団は横浜を出航。岩倉具視、木戸孝允、大久保利通ら要人を欠いた政府は、国内外に次々と起こる難題に直面しつつも、急進的に近代化政策を推し進めてゆく。三条実美、西郷隆盛、大隈重信、井上馨、江藤新平——いずれ劣らぬ個性の持ち主たちの立ち回りと人間像にも着目、「行政主導国家」の原型が築かれ、日本の新しい針路が定まってゆく過程を力強く描写する。
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 発売日
- 2010-01-01
- ページ数
- 212ページ
- ISBN
- 9784766417067
