
身近なところからはじめる建築保存
建築保存の専門家である著者が、建築保存やその取り組みについて、国内はもちろんイギリスやフランスなど海外の様々な事例を紹介しながら、その世界を解説。また、建築保存を考える際には、建築物そのものを理解する必要がある。そのため「建築家の話を聞き、実際に見て、建築作品を理解し、その維持に貢献することもまた、建築保存の専門家の役割の一つである」として、建築の「読み解き方」についてもふれる。建築の「読み解き方」は、絵画などの美術作品などに比べると、一般に十分に理解されているとはいえない。そこでそのヒントとなる、目の付けどころを紹介。著者が目指すのは、建築保存運動をおこす必要のない状態をつくること。そのためには「日頃から、身のまわりの建築の価値を理解し、尊重し、大切に長く使い続けたいと思ってもらえるようにしたい」と語りかける。
- 出版社
- 弦書房
- 発売日
- 2013-06-10
- ページ数
- 172ページ
- ISBN
- 9784863290907
