
「民衆」のロスアンジェルス
「多人種都市」ロスアンジェルスーー南カリフォルニアの陽光輝くこの大都市は、有色の人びとを潜在的な「脅威」とみなして監視・取締り・収監してきた長い歴史を持つ。本書は、このサウス・セントラル地区を中心に、アート建築、新聞、自伝などのエゴ・ドキュメント、詩、図書館、壁画、脚本を主な題材に、こうした警察暴力と貧困、レイシズム、排外主義に抗する文化を創り、支えてきた無数の人びとに注目する。そして、そこで創造された文化と知がどのように社会運動を後押しし、新しい政治闘争の場を生み出していったのかを明らかにして、今も継続する「「民衆」のロスアンジェルス」を築くための闘いを描き出す。 序 章 サウス・セントラルという闘争の〈場〉へ 第一章 ロスアンジェルスにおける長い黒人自由闘争とシャーロッタ・バス --「民衆」のための政治 第二章 〈廃品(ジャンク)〉からの創造ーー「民衆」のタワー 第三章 「表現という剣」 --ワッツ・ライターズ・ワークショップと「民衆」の詩 第四章 「歴史をつくることは闘いである」--「民衆」の図書館 第五章 「多人種都市」を描くーー「民衆」の壁画 第六章 「民衆」を編み直す --一九九二年ロスアンジェルス蜂起/反乱における多重の声 終 章 再編される文化と知
- 出版社
- 有志舎
- 発売日
- 2026-04-09
- ページ数
- 332ページ
- ISBN
- 9784908672880
