
水鏡とその周辺の語彙・語法
『水鏡』は、鎌倉時代初期頃の作品とされている歴史物語で、今まで、資料として、ほとんど顧みられなかったが、近年、中世文学の中で見直されつつある。 中世語彙・語法の資料として、国語学で等閑視されていた『水鏡』は、決して文芸的にも劣っている作品ではなく、重要な語彙・語法が存在している事を、多くの用例を求めて解析する。 諸本の中で、鎌倉期の古写本である「専修寺本」が、最も本文が優れていることを実証し、国語史資料として、極めて重要であること証明する。 国語学で未開拓の分野の語彙・語法に、初めて検証を試みた渾身の1冊。
- 出版社
- 笠間書院
- 発売日
- 2008-01-15
- ページ数
- 472ページ
- ISBN
- 9784305103710
