モデルネの葛藤 : ドイツ・ロマン派の<花粉>からデリダの<散種>へ
ヘーゲルの歴史哲学によって確立された合理主義的な「近代」には回収されない、「もう一つの近代」がある。ドイツ初期ロマン派の「超越論的ポエジー」の理論は、フィヒテの知識学の脱構築を通して、デカルト的なコギトの原理が突き当たった「近代」の袋小路からの"もう一つの"脱出口を模索した。ノヴァーリスの『花粉』と、デリダの『散種』を繋いでいる「美的モデルネ」の隠れた糸を、哲学史と文学史の両面から解明していく。
- 出版社
- 御茶の水書房
- 発売日
- 2001-10-01
- ページ数
- 361ページ
- ISBN
- 9784275018885
