
むべなるかな
随筆家・山本ふみこの古民家暮らし日記『むべなるかな』。 「わかりたい、わかろうとする」が日々を生きぬく鍵らしい。 「このあいだの夜、ひとりで歩いていたら、田んぼにヴェロキラプトルがいたんだよ」 「それは何?恐竜かな」 「うん、そう。あんまり大きくないけど、足が速い」 ときどき家の前で会う学童クラブ帰りの男の子が言うのです。 夜、子どもがひとりで歩く?恐竜は絶滅。そも、田んぼに恐竜はいない。と、わたしは考えます。一応、大人ですから、ね、 こんなときわたしはこころのなかで「むべなるかな」とつぶやきます。 (『むべなるかな』はじめに より)
- 出版社
- うんたった
- 発売日
- 2024-07-20
- ページ数
- 120ページ
- ISBN
- 9784991428913
