
「村の鎮守」と戦前日本
日本の村々に多く存在し、地域の氏神を祀った小さな神社=「村の鎮守」。これまで、こうした神社は旧い在地社会の象徴であり、近代化に対立する存在と考えられていた。だが、大正デモクラシーと社会の現代化が広まる中、新世代の神職たちは社会へ積極的にコミットしていくことに目覚め、やがて地域アイデンティティと新しいナショナリズム(=ファシズム)の担い手となっていく。「国家神道」を「下」から創り出された新しい宗教ナショナリズムとして描き出し、地域社会史の視点から歴史観の転換を目指す新しい挑戦。
- 出版社
- 有志舎
- 発売日
- 2009-07-23
- ページ数
- 368ページ
- ISBN
- 9784903426266
