
長い長い退屈
《神は千年に一度 次元の隙間に唇を当て 思い切り息を吸い込み そして、細く長い息を吐く 気まぐれにかき混ぜられる こちら側の世界からは だが、しかし、 事態の全容はつかめない》 ーー「長い長い退屈」より 《生活自体を丸ごと頬張るのだ そして、永遠に味わえ 生の虚無と眩い美を》 ーー「生活と娯楽」より 夜の盛り場で。 公園で。 火葬場で。 娘を寝かしつける寝室で。 スナック無駄の詩は、 「生活」という最も退屈で最も美しい場所を凝視し、そこに滲むものを映し出す、詩の姿を借りた〈生きる痕跡〉である。 日常に潜む狂気と幻想を静かに目覚めさせ、現実の境界線をゆっくりと融かしていく、まさにここに生きるわたしたちのための詩集。 スナック無駄、待望の初詩集! 全57篇収録。
- 出版社
- 風鯨社
- 発売日
- 2026-02-14
- ページ数
- 112ページ
- ISBN
- 9784991156847
