【内容改訂】ニュー・サウンズ・イン・ブラス NSB第30集 尾崎豊作品集
編曲者:岩井 直溥 難易度:★★★ 演奏時間:8分15秒 ●曲目解説 「10代の教祖」 あるいは「カリスマ」などと呼ばれるほど熱狂的な支持を集めながら、1992年4月25日、26歳で夭折したロック歌手、没後10年の年月を経てもなお多くのファンに愛され続けている尾崎豊の、特に人気の高い3曲を集めました。 尾崎豊は、1965年11月29日、東京で生まれました。小学生の 頃から、5歳年上の兄の影響でギターを弾くようになり、15歳の 時には最初の作品「街の風景」を作詞作曲します。高校在学中の1982年 (16歳)、レコード会社のオーディションに合格し、翌年12月には、アルバム『十七歳の地図」とシングル「15の夜」でデビュー。1985年3月にリリースしたセカンド・アルバム『回帰線』がヒットチャート初登場で第1位になり、にわかにその存在がク ローズアップされたのでした。 ここで取り上げた3曲は、いずれもこの時期までに発表された曲です。 「I Love You」は、ファースト・アルバム『十七歳の地図』に収録された曲です。 1987年にはTVドラマ 『北の国から』の挿入歌として使用され、さらに1991年にはJRのCMソングとして流れ併行してシングルでも発売されてリバイバル・ヒットしました。 結果的には、尾崎豊の作品の中ではもっとも広く知られた曲となりました。 デビュー曲「15の夜」には、尾崎豊の実際の体験が反映されてるといいます。すなわち尾崎が中学三年生だった時、親しい友人が髪型の問題で教師に罰せられたことがあり、その夜、やり場のない心情を10人の仲間たちと共有したということです。 尾崎が中学生時代に、喫煙や飲酒で謹慎処分を受けたことがあることはよく知られていることですが、ここに描かれた内容は必ずしも事実をそのままに語ったものではなく、文学的なフィクションを多分に含んでいました。 しかし、尾崎の影響力が非常に大きかったため、この曲を含め、尾崎の曲を校内放送などで聴くことを禁止した中学校もあったといいます。 1985年1月に12インチ・シングルの形で発売され、セカンド・ アルバム『回帰線』にも収録された「卒業」は、尾崎豊の活動が最高潮に達していた時期の代表作とされる曲です。尾崎には、卒業間近にして高校を自主退学した経験がありました。 それは、『十七歳の地図』でデビューを果たした直後のことでした。本来ならば尾崎も出席するはずだった卒業式の日 (1984年3月15日)、彼は新宿のライブハウスでデビューライブをおこなっていたのでした。 「卒業」の歌詞は、1993年、広島大学の入学試験の問題に用いられたことでも話題になりました。 ※このコメント類は、平成14年出版当時のまま掲載しています。
- 出版社
- ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
- 発売日
- 2026-03-31
- ISBN
- 9784636110814
