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なにも見ていない

なにも見ていない

ダニエル・アラス, 宮下志朗

絵画を見るとき、私たちはどれだけその作品のことをきちんと見ているだろうか。あらゆる美術作品にそれらしい説明を加えてみせる図像学(イコノグラフィー)は、一見作品を丁寧に読み解いているようで、実は紋切り型の解釈に押し込め、通り一遍の主題に還元しているだけではないか。本書では、「細部」に着目したアプローチでフランス美術史学の新たな地平を開いた著者が、ベラスケス《ラス・メニーナス》、フランチェスコ・デル・コッサ《受胎告知》、ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》などの名画を意外な着眼点から読み解いていく。絵画を見ることの真の魅力をユーモアたっぷりに伝える好著。 親愛なるジュリア ティントレット《ウルカヌスに見つかったマルスとウェヌス》 カタツムリのまなざし フランチェスコ・デル・コッサ《受胎告知》 黒い目 ブリューゲル《東方三賢王の礼拝》 マグダラのマリアのヘアー カッソーネのなかの女 ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》 巨匠の目 ベラスケス《ラス・メニーナス》 旧版訳者あとがき/ちくま学芸文庫版訳者あとがき

出版社
筑摩書房
発売日
2026-01-13
ページ数
304ページ
ISBN
9784480513304

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