
日本の腎臓病患者に夜明けを
透析か移植か-移植医療の史的基盤と提言- わが国の慢性腎不全医療は、先進国の治療水準からは大きく後退した、あたかもガラパゴス島のなかのような状況にある。それはなぜか? どうすれば、脱却できるのか? 世界と日本の移植医療の誕生とその変貌をつぶさに観察してきた医師が、その歴史と現状をつまびらかにし、経済性や倫理的側面を押さえつつ、あるべき方向性を探る。 -------------------------------- 日本と世界の臓器移植ことに腎移植について、これほど広汎かつ綿密な考察にみちた書を読むのは初めてだ。川喜田愛郎の『近代医学の史的基盤』(1977)以来だろう。著者は市立宇和島病院長として、永年、腎移植を支援し「修復腎移植」を育てて来た人物だ。「禁断のスカルペル」はこの院長だから可能になった。臓器移植にかかわる医療関係者、行政関係者、研究者、移植希望患者さらにメディア関係者、一般読書人に必読の書として推薦したい。 難波紘二(広島大学名誉教授) --------------------------------
- 出版社
- 創風社出版
- 発売日
- 2015-09-14
- ページ数
- 344ページ
- ISBN
- 9784860372217
