
能と古注釈書
室町時代、世阿弥によって大成された「能」という演劇の基盤は何であったのか。 能作品を生み出した重要な文学的基盤のひとつである、伊勢物語古注釈書を探る ことから、その秘密に迫る。また能の芸能的基盤として重要な、鎌倉中期の歌 謡、宴曲(早歌)からも考えていく。 近世文化全体を見通したうえで、能を書誌学的調査から新たに捉え直す書。 「伝二条為兼筆冷泉家流伊勢物語抄」「謡抄」など初公開資料多数。 実証主義に徹し、新たな「能」の世界を探る。 ●金春宗家蔵『宴曲集巻第一』の影印を、全編カラー掲載。
- 出版社
- 笠間書院
- 発売日
- 2010-03-31
- ページ数
- 312ページ
- ISBN
- 9784305705020
