お前は小児外科医になれない ―誰かの大切な子供にメスを入れるということ―
アメリカで正規ルートを経て外科研修に入ること自体が外国人にとって極めて困難ななか、さらに外科のサブスペシャリティの中でも最難関とされ、多くのアメリカ人医師でさえ志半ばで断念する「小児外科フェローシップ」に進んだ異色のキャリア。本書はそんな著者の失敗と挫折を重ねながら夢を実現させた自伝的記録.国境を越えて患者と向き合い続ける一人の小児外科医の姿を通じて、「仕事のやりがいとは」「人を救うとは」そして「成長するとは何か」を深く考えさせられる一冊 目 次 プロローグ:Gratitude Rock 第1幕 The Making of a Pediatric Surgeon ◆鬼才・アルビアー先生との出会い ◆「手元の一羽」か「茂みの二羽」か ー アメリカ外科レジデンシーへの挑戦 ◆デトロイトでの試練 ー 1年契約の現実 ◆頑固親父系外科医、ファーガソン先生 ◆エイプリルフールの面接 ◆メリーランドの迷宮 ー ドラクエの洞窟をさまよう日々 ◆Young Manからの卒業 ◆外国人フェローたち ◆ボルチモアの洗礼 ◆手術は国境を越えて ◆レジデントをすることでしか学べないもの ◆お前は小児外科医になれない ◆メモリーパレス ー 記憶の宮殿 ◆Traffic University ー ロサンゼルスの渋滞を味方につける ◆Comment est ton français? ー フランス語どうなの? ◆シュレイヤスの死 ◆初日から愕然 ◆終わらない手術記録 ◆Last General Surgeon ー 最後の一般外科医 ◆双子の未熟児 ◆バイリンガル賞を逃すという「名誉」 ◆Welcome back to America! 幕間Intermission Life between Surgeries ◆セントルイスにないはずのLittle Tokyo ◆妻は名軍師 ◆会うまで信じられないアメリカ人 ◆ことばで見るアメリカの外科文化 ◆肥満大国アメリカ ー Love Handlesとの闘い 第2幕 Beyond the Dream ◆日本人小児外科フェロー、マホ先生 ◆パンデミックの思わぬ恩恵 ◆Push the envelope! ー 低侵襲外科を究める ◆骨の髄までしゃぶりつくす ◆小児外科医、時々、外傷外科医 ◆3Dプリントで見えていたものと、見えなかったもの ◆チーム医療の光と影 ◆子供が死ぬということ ◆SKILLとの出会い ◆アメリカ外科医の働き方と収入 ー 研修医の10倍!? ◆日米医師の人事とヒエラルキーと自動販売機 ◆膨大な症例を可能にする北米のシステム ◆敏腕ナビゲーター、クリスティン ◆クビにされた同僚たち ◆ビリーmy love ー 難治性便秘に対するMACE手術 ◆宮野先生がくれたヒントと学び ◆ホンジュラス再び ー キャロルの独壇場 ◆Traffic University再入学 ◆1% Better Every Day ー 良い外科医になりたい エピローグ:Gratitude Rock
- 出版社
- 中外医学社
- ISBN
- 9784498046047
