オットー・ノイラート「アイソタイプ」を読む = Reading Otto Neurath's "ISOTYPE"
“words divide, pictures unite” 「言葉は分け、絵は結びつける」と彼は主張した ノイラートの視覚言語を徹底的に解析! 第一次世界大戦で疲弊したウィーン市民への啓蒙を端緒に、経済など目に見えない対象をピクトグラム(絵文字)により視覚化したノイラート。各専門家から提供されたデータを精査するトランスフォーマーとデザイナーの協働を提唱し、誰でもわかる情報を提供するシステム「アイソタイプ」を確立。本書では記号論を援用し、画期的な地図表現を含む豊富な図版を丁寧に解析、ヴィジュアル・コミュニケーション・デザインの本質に迫る。 <目次> ●アイソタイプの構成要素 ●序章 情報可視化の本質的な価値 なぜ今アイソタイプか 視覚言語としてのアイソタイプ 記号論の援用 3冊の基本文献 ●第1章 ピクトグラムとアイソタイプのシステム ピクトグラムの定義 ピクトグラムの原理 ピクトグラム表現の可能性 複合されたピクトグラムの要素 複合されたピクトグラムと配置のルール ピクトグラムのイラストレーション的使用 ピクトグラムと地図 トランスフォーマーとデザイナー ●第2章 アイソタイプを読む〈基礎編〉 読み解きー1「1920年–1927年の主要国の移住者の動き」 読み解きー2「1920年頃の産業部門ごとの就業者」 読み解きー3「ヨーロッパの人口」 ●第3章 アイソタイプと地図 世界図と投影法 「描かない」ことの効果 記憶に対する配慮 都市図に見るパターン的な変化の記述 教育のための地図デザイン ●第4章 アイソタイプを読む〈地図編〉 読み解きー4「ローマ帝国:都市」 読み解きー5「1250年頃のモンゴル帝国:都市と街道」「1250年頃のモンゴル帝国:生産物」 読み解きー6「西および中央ヨーロッパの輸入貿易」 ●第5章 アイソタイプを読む〈精読編〉 システムを読む 精読ー1「1934年のイギリス国民の個人所得」 精読ー2「1933年のサウス・カロライナ州コロンビアにおける家族所得」 精読ー3「1934年のイギリス国民の個人所得」と「1933年のサウス・カロライナ州コロンビアにおける家族所得」の比較 ●おわりにーなぜ今アイソタイプなのか ●参考文献
- 出版社
- 武蔵野美術大学出版局
- 発売日
- 2025-12-01
- ISBN
- 9784864631785
