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パウル・クレー 造形の宇宙

パウル・クレー 造形の宇宙

前田富士男

「芸術とは、眼にみえるものを再現するのではなく、眼にみえるようにすることだ」 ▼「形態」、「色彩」、「記号過程」の観点から、画家の抽象と具象の造形世界を探る本格画家論。 ▼パウル・クレー(1879-1940年)は、抽象的フォルムと具象的イメージにまたがる領域を自由に横断する制作を展開し、いずれの流派にも属さない特異な作品群を多数のこした。 画家の叡智の現われである汲み尽せぬ豊穣な造形世界は、いまもなおわれわれの興味を惹いてやまない。 ▼形態と記号、あるいは生命的形態と幾何学形態など、一見矛盾しかねない造形がなぜ可能になったのか、また、独特で魅力にあふれた色彩表現は、色彩理論とどのように関連するのか――ゲーテ、オストヴァルト、アルプ、ドローネー等を参照し、クレー芸術の核心に迫る。

出版社
慶應義塾大学出版会
発売日
2012-10-21
ページ数
496ページ
ISBN
9784766419443

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