
プラトン『国家』 逆説のユートピア
理想の国家とはいかなるものか-アイロニーとパラドックスをたっぷり含ませながら、友人との対話を進めるソクラテス。当時のアテナイ社会の現実からすれば「荒唐無稽」とも、また現代の眼からすれば「独裁」の極みとも見られかねないきわどい議論を通じて、著者プラトンが目指したのは、"正義"と"幸福"そのものを問い直し、その実現に"哲学"がいかに関わるかを示すことであった。国家論、教育論、イデア論、男女論、魂の不死など、ありとあらゆる議論で思想史を切り拓いてきたこの"挑発の書"を、俯瞰する。
- 出版社
- 岩波書店
- 発売日
- 2013-08-01
- ページ数
- 196ページ
- ISBN
- 9784000282819
