
零落の賦
天界の神々、文武に長けた皇帝、社交界の貴公子から、ハリウッド映画の女優まで、名誉と栄光を欲しいがまま生きた者たちは、なぜにかくも見捨てられ、忘れられ、悲惨な終末を遂げるのか。 文学、演劇、映画を横断し、人間存在の本質に宿る〈零落〉を論じる長編エッセイ。 『摩滅の賦』、『愚行の賦』に続く三部作、ここに完結! * 「零落とは単なる道徳的堕落でも、政治的転向でもない。棄教後の隠遁でもなければ、蓄財を失って絶望に打ちひしがれることでもない。社交界から追放され、忘れられた存在になるだけでは、まだ充分に零落したとはいえない。零落とはこうした個々の苦境のすべてを超えた厄難であり、他人の目には識別されこそすれ、けっして余人には理解されることのない実存的状況である」 * 【目次】 天上人間 神々の流竄 不死という劫罰 わが隣人 シャルリュス 世紀末の貴公子たち メリエスとキートン ルイス・ブルックスの転落と復活 能の鎮魂 貴種流離 残菊大輪 隠岐、黒海 参考・引用文献 後記 乱 天上人間 神々の流竄 不死という劫罰 わが隣人 シャルリュス 世紀末の貴公子たち メリエスとキートン ルイス・ブルックスの転落と復活 能の鎮魂 貴種流離 残菊大輪 隠岐、黒海 参考・引用文献 後記 乱
- 出版社
- 作品社
- 発売日
- 2025-08-06
- ページ数
- 396ページ
- ISBN
- 9784867931059
