霊性の哲学
小さな自己を超え、彼方を志向する魂の衝動ーー近代の哲人たちは「霊性」を様々な形で希求した。先駆者である山崎弁栄、日本的霊性を説いた鈴木大拙、民藝に美と平和を見出した柳宗悦、哲学を体現した吉満義彦、神秘哲学を原点とした井筒俊彦、憤怒と情愛を詩ったハンセン病者の谺雄二。霊性という視座で彼らの言葉と生き様を見るとき、あらたな精神史が浮かび上がり、困難な現代世界にその力が受け継がれてゆく。 解説 山本芳久 【目次】 はじめに 第一章 光の顕現 山崎弁栄の霊性 第二章 大智と大悲 霊性の人、鈴木大拙 第三章 平和と美の形而上学 柳宗悦の悲願 第四章 文学者と哲学者と聖者 吉満義彦の生涯 第五章 コトバの形而上学 詩人哲学者・井筒俊彦の起源 第六章 光と憤怒と情愛 谺雄二の詩学 おわりに 文庫版のあとがき 解説 光の仲介者(山本芳久) 文献一覧 ブックガイド
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2025-09-01
- ISBN
- 9784044008697
